音楽とスピリチュアル

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スピリチュアル・神秘主義に心惹かれるミュージシャンの性。

2000年 平井堅『楽園』の歌詞を書かせていただいた時代、

この楽曲をスピリチュアル主義として感じていた人は多く。

世紀末世界のような空気感。

モノクロセピアなミュージックビデオのラストに舞う2枚、真紅の花弁。

平井堅演じる天使?命の最後を独りで生きる老年男性。

全体を通して漂っている寂しさ、孤独感、優しさ。

ぼくのもとに来る作詞のオファーも、

「スピリチュアルな世界観で書いてください」ということもあれば、

「あまりスピリチュアルにしないでください」ということもあった。

通常の作詞家へのオファーであれば、

このようなオファーの言葉は添えられたりしないもので、

それほどに『楽園』という楽曲のスピリチュアルな側面としてのインパクトは強いのだと

ご依頼をいただくたびに感じていました。

ジョンレノンもマイケルジャクソンも優れたアーティストは

必ず歌の中にスピリチュアルな世界観を浮かび上がらせていた。

スピリチュアルから離れて現実的な世界だけを

描き出そうとするような歌は日本の独特な感性かもしれない。

それも本来、日本は神の国であり、言霊幸わう国なので、

現代的といえる顕著な傾向がそうなのでしょう。

テクノロジーを扱うアップル社のスティーブ・ジョブズも禅・瞑想に傾倒していたといわれてます。

アップル自体はテクノロジー会社であるけれど

その顧客はクリエイターが多い。

優れたクリエイターは不思議とWindowsよりもMacを選択する。

そこには、きっとスティーブ・ジョブズが

実現させようとしたクリエイテイブな世界観がある。

現在ではアップルもかなり変わりましたが、

それでもぼくはクリエイティブには

アップルコンピューターを使用しています。

人は皆、調子が良い時ほどにそれを全て自分の力だと思い込んで、

思い上がってしまう習性がある。

僕ら生命には運命の波を変えるような選択肢は与えられているとしても、

実際に物語を実行するだけの能力は与えられているのでしょうか。

この世界の全てのものごとはきっと、

人知を超えたなんらかの大きなエネルギーによって動かされているはず。

音楽・MUSICは目には見えないものです。

それなのにビジネスとして人々に勇気を与え、

人に勇気と希望と愛を与え、

まるで人生の友達のように、生命のひとときを潤す力を持ちます。

歌を書く。

このことも、本当に世の中に必要な歌を書くときには、

なんらかの見えない力の選択的観測から天の力が作用する。

そこには疑いはないと思います。

間違いなくなんらかの力。

アカシックレコードのような輝きがクリエイターへと語りかけ、

それが音楽として昇華される。

まるで自動手記のような働き。

時代は足早、人々は少々混乱の中にいて、

本来の魂の役目を忘れてしまいそうな世界が、

20世紀以降は加速してしまっている。

現実と言われている闇・陰の部分にばかりフォーカスをして、

人間本来の輝き、世界本来の輝きである愛を置き去りにしてしまい、

人々は今を生きてしまっている。

そんな風に感じてしまう生命も多いのではないでしょうか?

世界は素晴らしい。

世界は愛。

ぼくがこんなことを言うと人から見れば

バカバカしい話なのだろうけれど、

自分はきっとこの先なのがあろうともこの信念を変えない。

天と地に信を定めて生きていく。

スピリチュアルな歌にしようといっても、

それは幻想的なファンタジーなどとは異なります。

真のスピリチュアルはとても現実的。

ハート=現実。

心に描き出す世界・色・思い、それが創造され続けていく宇宙。

歌を聴いて心位が揺さぶられるようなとき、

ぼくたちはかなりスピリチュアルな存在。

それは純真性であり、ヨガ哲学で指すところのサットヴァ。

日本語で言うのなら真。

健全な太陽の輝き。

サットヴァ。

一緒にスピリチュアルで美しく、それでいて逞ましく優しく、

勇気と輝きに満ちた歌書いてみませんか?

ソングライティングセラピー作詞教室では

作詞家 Makoto ATOZIがあなたのサポートをします。

人生に新しい潤いを。

新しい投稿でまた瞑想のことを書きますが、瞑想は本当に役に立ちます。

作詞だけでなく、暮らし全てに平安と平穏をもたらします。おすすめですよ。

瞑想を暮らしに取り入れる際はいきなり始めるのではなくて、

よく学んでからにしてくださいね。

なぜ瞑想をするのか。その目的。作法。変化の体感の仕方。

ぼくはこれで10年以上、毎朝晩、欠かさずルーティーンにしています。

これにより描く歌の世界観・世界の見方が大きく変わりました。

とても良い変化だったと感じています。

Makoto ATOZI