歌が生まれるとき
感情の動きが言葉になり、沸き上がる衝動が物語を彩る 歌が生まれるとき。それはどのようなときなのでしょう。 ぼくが平井堅「楽園」の歌詞を書いたとき、 それは最高の運気に導かれある仕事で成功しつつありながら、 絶望のどん底に突き落とされ何もかもを失ったと感じた季節のことでした。 心の琴線に響く歌 心の琴線を響かせるような歌を書きたければ、もちろん冷めた気持ちで書けるはずなんてありません。 絶望的な失恋の悲しみがあるから、 失恋の最中にいる人の心を救うことのできるような歌を書くこと...