作詞講座第四章 歌が魅力的になる8ステップ ③ ラブソングは感謝の気持ちでできている

③ ラブソングは感謝の気持ちでできている

過去、現在、未来、それぞれの刹那で感じた感謝。
過去であれば当時は気づかなかった相手の優しさ、強さ、悲しみ。
今であれば、一緒にいてくれることの喜び、ありがとうの気持ち。
未来を思い描けば、出会ってくれたことへの感謝。
ラブソングが伝えていること。それは常に一貫して感謝の気持ちなのです。

① 風景に染まるように感情を描く

歌は情景、風景がありありと見えてくるように描かれると、より心に感動を呼び起こします。大好きな笑顔。悲しませたくないという気持ち。
自分の迷い、悩み、苦しみに寄り添ってくれることへの感謝。
自分のことを信じてくれることへの感謝。
信じさせてくれる相手の存在への感謝。
実際に体験したこと、場所、言葉をありがとうの気持ちを胸に書きます。
二人だけのオリジナルな時間・空間。
他の二人ではできない何か。それを体験できていることへの喜び。
感謝を風景の中に織り込むように歌詞を書きます。

② 言葉を超えたありがとう

ありがとうという気持ちも、なんども言葉にしてしまえば、印象が薄くなってしまいます。実際は何度言ってもいいパワーある言葉ですが、言葉を超えて伝えるからこそ、胸にこみ上げてくる思いがあります。
言葉を超えて、表情で、行動で、感じたありがとうを歌にしましょう。
全く新しい表現の方法で感謝を表してみましょう。
心を内観して見えてくる本当の気持ち。
愛しい光のような刹那。
それを伝えることが作詞です。

③ 時代により移ろいゆく感謝の姿

感謝の表現方法も時代により移ろいゆきます。
昔であれば言わなくてもわかったようなことも、言わなければわからないこともある。
昔であれば優しさとして通じたことも今の時代で言えば弱さとして映ってしまうかもしれない。
その逆もまた然り。
今の時代に適した感謝の表現方法を考えてみましょう。
昔であれば白いかすみ草に四葉のクローバー、詩集とロングワンピースであった姿が今はガーベラ、ダリアにホットパンツかもしれない。ブカブカのピンクのボトムスかもしれない。
この時代の中で出会えたことへの感謝。
この時代に僕たちはどんな伝え方で感謝を伝えるのでしょう。
シンプルにそして大胆に、全く新しいラブソングを生み出すのはあなたかもしれない。