The World

What you feel is your world

2000年に作詞家としての仕事を与えていただき、ビギナーズラックから、一年を通してのロングヒットを記録、それからは不思議なほどに連続してビッグアーティストの音楽制作に参加させていただいてきた。

それでも本当に人生はバイオリズムのようなものでできているのか、浮き沈みはあって、ここ十数年はとても静かに暮らしてきました。

と言いつつもその考え方も、実際は責任放棄のようなもので、すべては自分のハートのフィーリングが自分の世界を創造してきたのだということが今ならわかる。

とてつもない喜び、とてつもない悲しみ、ゆるぎない平安、順番に決まりはなくても、この3つのいずれかが極まったとき、運気は動きだし、世界は思ったままに姿を変え始めていく。

インスピレーションに従い、インスピレーションに導かれ、ハートとお腹で決めて歩んでいく。いつのときも明日はぼくたちを、あなたを待っている。

 

想い合う気持ちが未来を創る

 

人生、もう天に昇って会えない人もいる。会えるとしても、なかなかタイミングが合わない人もいる。この世界は巨大な何か、大いなる何かであり、ぼくたち一人一人は、そこから何かを求め焦点を定めながら、大いなる何かを経験している何か。

こう、意味のわかりにくい文章ではあるけれど、ぼくたちはフォーカスしたものを次々に実現させていく。

喜びにフォーカスすれば喜びが再度、世界に現れる。

悲しみにフォーカスすれば悲しみが再度、世界に現れる。

怒りにフォーカスすれば怒りが再度、世界に現れる。

平安にフォーカスすれば平安が今このとき、世界に現れる。

複雑なこの世界の魅力をどこまで楽しみ、どこまでさとり、宇宙の海を泳いでいけるのか。ぼくたちひとりひとりは世界から試されている。

この身体も、この心も、あなたの身体も、あなたの心も、自分だと思い込んでいるそれは、自分ではなくて、大いなる何か、多くの何か、潜在的傾向が創る移ろいゆく何か。

サットヴァ(純粋性)ラジャス(激性)タマス(闇性)なトリグナは本質を定めながらも、経験により、月の満ち欠け、潮の満ち引き、行動と思考で移ろいゆきながら世界を描く。

過去世と現世、今までに出会えた一人一人が身体と心にいて、それはプラスにもマイナスにも働くというのは、ぼくたちのハートとお腹がどう世界を描くかに導かれている。

この崖っぷちから世界を見てもなぜか安心していられるのは、今まで出会えてきた魂、生命の豊かさ、一人一人のハートの温かさが今も自分の中にあるから、なんとでもなると思うことができる。

ハートと脳とお腹を心の檻から出してあげて、心身にも優しさを与え、ブロックを外して、今を見てみたら、なんだってできるような気持ちが湧いてくる。

時代がどんな姿を見せてきたとしても、ありえないようなニュースばかりの世界の中ででも、自分自身の内側は自分のありようでどのようにでも変えていくことができる。

自信を持てればチャンスは不思議なほどに引き寄せられてくる。

十数年燻んだ暮らしをしてきたぼくが言って、説得力があるのかどうか、それはこの先の日々、すぐにわかるでしょう。

恋愛も、人間関係も、仕事も、安定と不安定を繰り返しながら、振り幅を少なく安定させながらも、あるとき、奇跡のジャンプアップのための台が現れる。

さあ、あなたはどうジャンプするのか。次の広がる広場まで降り立って、希望と喜びを胸にどんな価値あることを世界に届け続けていくのか。

努力は報われる。

ハートは通じ合う。

ひとり相撲をやめて、自分自身を抱きしめて世界を抱きしめて、ブロックは外して、思い込みと決めつけの枠を取り払って、明日へ向かいましょう。これは自分自身へのメッセージ。自分と切り離されていた大いなる何かへのメッセージ。

ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています。

世界よ、なにがあろうとも、乗り越える術は全て与えられていることに感謝して、共に素晴らしい景色を見に行こう。

あなたも、風に乗ろう。

美しい景色・ハートに出会える。

きっといいことがある。

 

Makoto ATOZI