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時代Ⅱ

最近はAMAZONでも古本を購入することができる。 新品を購入してくださいという声が聞こえてきそうだけれど、 沢山の本を読む自分としてはネットでダイレクトに検索・ディグって古本が購入できるという仕組みはとてもありがたい。 尊敬できる人々が読...
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詩 旅人

あの日僕はフランスの古城で ジャンヌダルクの幻を見た 女戦士は手を縛られ 空に祈りを捧げていた 僕はその影を古城の壁に見た 広い世界と 深い記憶 人生の不思議 あれからも様々な場所を旅した それらの記憶は徐々に薄れていった それでも毎日は営...
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詩 雨は降る

雨は降る 雲を連れて 雨は降る それが彼らの仕事だから 静かに雨は降る 雨は落ちる 大地に 雨は落ちる それが彼らの定めだから 大地に雨は落ちる 雨は川に流れ 花に注ぎ 海へ伝う それが彼らの姿だから 地球の色に見える あの子の瞳から雨が降...
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詩 タイムライン

今は朝の3時。 ここ最近は夜18時頃に就寝して、朝は0時半くらいに起床している。 世間とはかなり異なるタイムラインで、僕の日常は営まれている。 朝の起床から瞑想、読書、食事とルーティーンを行い、 大体、この3時頃から、ようやくPCを開き、 ...
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詩 魂の応答

愛と引き換えに 魂は何を知り 羽を広げる 出会い 結合 物語の変遷 私の不在 迷い それは年月日を重ねた 私は今 魂に問う 永遠の生命よ 私の本質よ もう隠れたりしないで 待たせたことを許して 心と身体は生命に添い でしゃばらないから 魂の...
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詩 バタフライ伝説

小川の水面は柔らかく柔らかく それはとろけあう桃のように光り流れる 私が部屋で読書をするときも 目を閉じて呼吸を整えるときも マリオネットの如く内的または外的な 操りの糸に惑うときも 変わることなく小川は流れる 私の今このとき 同じとき 鳥...
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水の月

水の月  静かに吸って吐き 私は静寂を見る 背中の痒みに 呼吸を整え 感謝を見る 時計の針 壁の軋み 車と風の音 それは静かな トンネルのように 窓の外はまだ薄暗く 朝のシャワーで 髪と足はまだ濡れて 観葉植物が私を見ている 新しい水の月 ...
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詩 手紙

私たちはいつか異なる言語を話し記憶は無の海 行く場所も来た場所も知らず物語の船は行く 遥か いつかどこかで私に手紙をください私もあなたに手紙を送ります ペンではなく記すのは言葉でもない だからこそきっと きっと 出会ったことにも気づかず私た...
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詩 青い天使たちのコーラス

脳裏に忍び寄るあらゆる毒を飲み尽くし続く太陽の連続 愛と苦悩と歓喜平和とユーモア誠実と狂気を生命は演じ続けている 積み重ねられた想念重きエネルギーから離れ今に在り 汝自身を知るため深い業からの解放のため繰り返される喜劇舞台に立つ 時の川 生...
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世界中の悲しみよ空に愛を歌え

丘に放たれた群れから 一人一人と羽が生え空へゆく 自分は何者かここは何処か 「それを知るのは最後の時よ」と少女は言う 「あなたは知るかしら」 少女よ あなたは誰なのか 3つの輝く星よ 僕は苦しみを越えた 無数の星の中で輝く星よ それは僕なの...
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妄想癖

小さな頃から妄想癖がある。作詞家の素養として必要なことではあるけれど、それに苦しめられるようなこともあった。それなりに大人になり、気づきを知り、自分を俯瞰してみることを覚えると、妄想癖にも新たな楽しみと喜びが加わった。 朝、ウォーキングをし...
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移ろいゆく万象の中で

あらゆることは移ろいゆく。 諸行無常。 20年前はこれが正しいとされていたことが、 時を経ることで新たな概念が生まれる。 成功のための法則も、生きることの価値観も、 時代により移ろいゆく。 外側の騒がしい時代。 人々は皆、日々の中で、 スマ...