作詞家

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水の月

水の月  静かに吸って吐き 私は静寂を見る 背中の痒みに 呼吸を整え 感謝を見る 時計の針 壁の軋み 車と風の音 それは静かな トンネルのように 窓の外はまだ薄暗く 朝のシャワーで 髪と足はまだ濡れて 観葉植物が私を見ている 新しい水の月 良き毎日を Makoto ATOZI
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詩 手紙

私たちはいつか異なる言語を話し記憶は無の海 行く場所も来た場所も知らず物語の船は行く 遥か いつかどこかで私に手紙をください私もあなたに手紙を送ります ペンではなく記すのは言葉でもない だからこそきっと きっと 出会ったことにも気づかず私たちは出会うのでしょう そうして出会ったことに気づくのでしょう 船の上では逸れた鳥が行く 鳥たちはまた会えるのでしょうか 壮大な宇宙の秩序物語は私たちに優しくある私にはそう思えるのです Makoto ATOZI
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詩 青い天使たちのコーラス

脳裏に忍び寄るあらゆる毒を飲み尽くし続く太陽の連続 愛と苦悩と歓喜平和とユーモア誠実と狂気を生命は演じ続けている 積み重ねられた想念重きエネルギーから離れ今に在り 汝自身を知るため深い業からの解放のため繰り返される喜劇舞台に立つ 時の川 生命の川を渡り切るまで僕らは台本を知らされず見者であり 愛の人であろうとして演技を続けている 今すぐに すぐにですフィルムを取り替えなさい声が聞こえる フランスの詩人は色彩版画のように言葉を紡いだ死後の評価に喜ぶのではなく今を感じ伝えたい 詩...
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詩 フライト

飛行機に乗せてくれ チケット代はないけれど それに代わるモノは持っている いろんなものを捨ててきたけれど それはあるんだ 棘のない薔薇と花々の国へ そして太陽の丘に立ちたいんだ ラブラドライトの河に 人々は沐浴をするだろう 僕はそこで一人の聖者に出会う 溢れ出すように詩は生まれるのさ 朝も昼も夜も 人々は映画を生きている まるで動きを決められたエキストラ アニメーションのようなコマは 自由に変えられるんだぜ? それなのに映画の台本に 流されながら歌わせられている 夢は選びなよ...
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世界中の悲しみよ空に愛を歌え

丘に放たれた群れから 一人一人と羽が生え空へゆく 自分は何者かここは何処か 「それを知るのは最後の時よ」と少女は言う 「あなたは知るかしら」 少女よ あなたは誰なのか 3つの輝く星よ 僕は苦しみを越えた 無数の星の中で輝く星よ それは僕なのか 僕の本質よ 風は強い 丘に立ち僕は未来を意図している この物語は僕が描く 幻のような水平線から目を逸らし少女は言う 「そうよあなたが描いたのよ」 丘に放たれた群れから 無数の音階が鳴り響く パンキッシュで歴史的な音楽たちが 向こう側へ突...
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妄想癖

小さな頃から妄想癖がある。作詞家の素養として必要なことではあるけれど、それに苦しめられるようなこともあった。それなりに大人になり、気づきを知り、自分を俯瞰してみることを覚えると、妄想癖にも新たな楽しみと喜びが加わった。 朝、ウォーキングをしながらふと思う。今のこの崖っぷちにいるような、音楽業界の片隅で、やっとやっと息をしているような作詞家である自分。 もしもこの自分の魂が、マイケルジャクソンならどうするだろうと考える。もしも木村拓哉さんならどうするだろう。谷川俊太郎さんならど...
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ハローモーニング

現在の時刻は3時36分。 毎朝、1時半には目が覚める。 昨年の入院期間中は流石に1時半起床では周りに迷惑がかかるので、 自分としては遅めに起床していたけれど、 それでも皆さんよりも2時間ほど早く起きて、 食堂に向かい、読書をしながら過ごしていた。 入院中はKindle unlimitedにとてもお世話になった。 かなりの読書量だった。 サブスクリプションでありながら中にはベストセラーも読むことができた。 入院期間中に読んだ本の内容はきっとそれ以後の僕を形成してくれた。 1時半...
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移ろいゆく万象の中で

あらゆることは移ろいゆく。 諸行無常。 20年前はこれが正しいとされていたことが、 時を経ることで新たな概念が生まれる。 成功のための法則も、生きることの価値観も、 時代により移ろいゆく。 外側の騒がしい時代。 人々は皆、日々の中で、 スマートフォンからの影響に晒されている。 何故、国民全員がスマートフォンを持たなければいけないのか。 まるで国民の義務であるかのように広められた政策。 外側では米の高騰、あらゆる物価価格の上昇。 それに伴う経済危機。 そして人々は自分の糧を賄う...
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あなたらしさを

僕の食事は世間一般から見ればかなり少食に当たる。 肉食魚食もしない。 昨年、交通事故で入院した際には医師から 肉食しなければ生命を維持できないなどと言われ、 自分の意思に反して入院食をありがたくいただいてはいたけれど、 いざ退院して食が自分の自由のもとにあると思うと オートミールと豆とナッツで十分となる。 だから外食に誘われても僕に合わせられるような外食は少なくて、 申し訳ないことからほとんどを断らせていただいている。 今朝、いつものようにマクドナルドに向かい (毎朝コーヒー...
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ウォーキングという妙薬 歩く瞑想

ウォーキングという妙薬 歩く瞑想
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ブログ再開

インスタグラムで毎朝投稿を続けていたのだけれど、 それらの投稿は本当に確かなエナジーを込められているのかと 自問自答を繰り返し、しばらく投稿をお休みすることにした。 その代わりにこの放置気味だった僕のオフィシャルシャルウエブサイトのブログで これからはブログを更新をしていきます。 SNSに踊らされるような暮らしにはさようなら。 インスタグラムでは本当に表現したいことがある時のみ 時々、詩をアップロードします。 noteもアメブロもしばらくの間はお休みします。 クリエイターには...
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永遠

あらゆることは日々移ろいゆく 音楽に憧れて可能性を確信して 世界さえも動かすような思いに まるで磁石のように生きた日々 今は静かに川縁の草花に微笑む 永遠はないのだと歌う者もいる 永遠はあるのだと歌う者もいる 心の地点は移ろいゆくとしても その糸を切らない限り繋がりは 永遠にして時代を巡るのだろう 愚かでも自分が活きる道を行く その先にきっと答えはあるはず 僕もあなたもいまだに道の途中 まだ知らない喜びが待っている 太陽を見れば永遠が呼びかける 心に愛をくちびるに歌を響かせ ...