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時代Ⅱ

最近はAMAZONでも古本を購入することができる。 新品を購入してくださいという声が聞こえてきそうだけれど、 沢山の本を読む自分としてはネットでダイレクトに検索・ディグって古本が購入できるという仕組みはとてもありがたい。 尊敬できる人々が読んで良かったと話している本を調べて、 片っ端から購入する。 それらの本は得てして古典が多い。 30年前、50年前、中には100年、200年、数百年以上前の書籍の思想が 今に通用するのかと思いながら手に取り、 ああ、時代は変わってでも真理は真...
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詩 雨は降る

雨は降る 雲を連れて 雨は降る それが彼らの仕事だから 静かに雨は降る 雨は落ちる 大地に 雨は落ちる それが彼らの定めだから 大地に雨は落ちる 雨は川に流れ 花に注ぎ 海へ伝う それが彼らの姿だから 地球の色に見える あの子の瞳から雨が降る 少年は太陽で照らそうとする 少年は雲を払い 地平線を現す それが少年の仕事だから 少年は希望を表現する 何があろうとも 少年は希望を表現する
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詩 タイムライン

今は朝の3時。 ここ最近は夜18時頃に就寝して、朝は0時半くらいに起床している。 世間とはかなり異なるタイムラインで、僕の日常は営まれている。 朝の起床から瞑想、読書、食事とルーティーンを行い、 大体、この3時頃から、ようやくPCを開き、 デジタルを解禁する。 僕の日常がこんなだから、飲みのお誘いなども、 伺えないのですよ・・・と不参加ばかり。 それでもこの生活が自分なりのクリエイテイブにピッタリ合っていて、 毎日は心地よく暮らせている。 こちらが起床してから歌詞を提出すると...
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詩 永遠に新しく

歌を書くときは 永遠に新しくありたい 新鮮な桃のような 灯らせたばかりの炎のような 青春の情熱をそのままに 新しい時代を香らせて 心の泉に輝きを与えて 記憶の螺旋を超えて この時代に生まれる気づきを 歌を書くときは 永遠に新しくありて あなたに届けたい Makoto ATOZI
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生きるということ

生きるということ。 その本当の意味、答えは未だわからず。 僕は30代、恵まれた環境を享受してきた。 作詞家としてのデビューで書かせていただいた歌がロングヒットしたことで、 通常よりも遥かにスムーズに音楽業界の真ん中あたりで生息させていただき、 今になって思えば多くの歌を書かせていただいてきた。 この10年をもっと頑張れていたなら、 実際はもっと多くのことをできていたのだろうと思う。 この10年、12年ほどかな。 それは僕としては低空飛行の時代。 思いのままにはうまく運ばないと...
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詩 時代が変わるごとに

時代が変わるごとに 私たちは何かを失いゆくように見える それでも滅したように見えるそれも 一面に過ぎず多面は不二として在る 洞察を失う者も在れば 洞察を得る者も在る 泣き方を忘れる者も在れば 泣き方を知る者も在る 富を失う者も在れば 富を得る者も在る 神を見る者もそうでない者も 同じようにこの時代に 答えを探している 時代が変わるごとに 憂いるのは率直すぎる この時代が私たちに与えてくれる力 闇が深いほどに輝く愛と光 人々には力が与えられている 私たちはあらゆることを 乗り越...
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水の月

水の月  静かに吸って吐き 私は静寂を見る 背中の痒みに 呼吸を整え 感謝を見る 時計の針 壁の軋み 車と風の音 それは静かな トンネルのように 窓の外はまだ薄暗く 朝のシャワーで 髪と足はまだ濡れて 観葉植物が私を見ている 新しい水の月 良き毎日を Makoto ATOZI
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詩 手紙

私たちはいつか異なる言語を話し記憶は無の海 行く場所も来た場所も知らず物語の船は行く 遥か いつかどこかで私に手紙をください私もあなたに手紙を送ります ペンではなく記すのは言葉でもない だからこそきっと きっと 出会ったことにも気づかず私たちは出会うのでしょう そうして出会ったことに気づくのでしょう 船の上では逸れた鳥が行く 鳥たちはまた会えるのでしょうか 壮大な宇宙の秩序物語は私たちに優しくある私にはそう思えるのです Makoto ATOZI
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詩 青い天使たちのコーラス

脳裏に忍び寄るあらゆる毒を飲み尽くし続く太陽の連続 愛と苦悩と歓喜平和とユーモア誠実と狂気を生命は演じ続けている 積み重ねられた想念重きエネルギーから離れ今に在り 汝自身を知るため深い業からの解放のため繰り返される喜劇舞台に立つ 時の川 生命の川を渡り切るまで僕らは台本を知らされず見者であり 愛の人であろうとして演技を続けている 今すぐに すぐにですフィルムを取り替えなさい声が聞こえる フランスの詩人は色彩版画のように言葉を紡いだ死後の評価に喜ぶのではなく今を感じ伝えたい 詩...
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世界中の悲しみよ空に愛を歌え

丘に放たれた群れから 一人一人と羽が生え空へゆく 自分は何者かここは何処か 「それを知るのは最後の時よ」と少女は言う 「あなたは知るかしら」 少女よ あなたは誰なのか 3つの輝く星よ 僕は苦しみを越えた 無数の星の中で輝く星よ それは僕なのか 僕の本質よ 風は強い 丘に立ち僕は未来を意図している この物語は僕が描く 幻のような水平線から目を逸らし少女は言う 「そうよあなたが描いたのよ」 丘に放たれた群れから 無数の音階が鳴り響く パンキッシュで歴史的な音楽たちが 向こう側へ突...
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妄想癖

小さな頃から妄想癖がある。作詞家の素養として必要なことではあるけれど、それに苦しめられるようなこともあった。それなりに大人になり、気づきを知り、自分を俯瞰してみることを覚えると、妄想癖にも新たな楽しみと喜びが加わった。 朝、ウォーキングをしながらふと思う。今のこの崖っぷちにいるような、音楽業界の片隅で、やっとやっと息をしているような作詞家である自分。 もしもこの自分の魂が、マイケルジャクソンならどうするだろうと考える。もしも木村拓哉さんならどうするだろう。谷川俊太郎さんならど...
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ハローモーニング

現在の時刻は3時36分。 毎朝、1時半には目が覚める。 昨年の入院期間中は流石に1時半起床では周りに迷惑がかかるので、 自分としては遅めに起床していたけれど、 それでも皆さんよりも2時間ほど早く起きて、 食堂に向かい、読書をしながら過ごしていた。 入院中はKindle unlimitedにとてもお世話になった。 かなりの読書量だった。 サブスクリプションでありながら中にはベストセラーも読むことができた。 入院期間中に読んだ本の内容はきっとそれ以後の僕を形成してくれた。 1時半...