脳裏に忍び寄る
あらゆる毒を飲み尽くし
続く太陽の連続
愛と苦悩と歓喜
平和とユーモア
誠実と狂気を
生命は演じ続けている
積み重ねられた想念
重きエネルギーから離れ
今に在り 汝自身を知るため
深い業からの解放のため
繰り返される喜劇舞台に立つ
時の川 生命の川を渡り切るまで
僕らは台本を知らされず
見者であり 愛の人であろうとして
演技を続けている
今すぐに すぐにです
フィルムを取り替えなさい
声が聞こえる
フランスの詩人は
色彩版画のように言葉を紡いだ
死後の評価に喜ぶのではなく
今を感じ伝えたい
詩とは生命とは
かくあるべきか
手紙であるべきか
それとも狂気予言の書か
美しい一枚の絵葉書か
音に乗れ言葉
人々の心を揺らせ
もう一度 心に愛を宿らせよ
ペインボディから
振り子から
自由であれ
星の動きに縛られた姿の民よ
自ずから星として輝け
美は生命
枯れてゆく その奥に
幾億の星の動きより確かに
輝く光がある
それは丘に放たれた
青い天使たちのコーラス
一なるものと全部なるものたちの
美しいコーラス
ペインボディを離れ
振り子を離れ
今に在る 真なる言葉よ
心を揺らせ
青い天使たちのコーラス
勇気を与え世界中に響け
Makoto ATOZI