世界中の悲しみよ空に愛を歌え

作詞家 阿閉真琴 Blog
丘に放たれた群れから
一人一人と羽が生え空へゆく

自分は何者かここは何処か
「それを知るのは最後の時よ」と少女は言う
「あなたは知るかしら」

少女よ あなたは誰なのか
3つの輝く星よ 僕は苦しみを越えた
無数の星の中で輝く星よ

それは僕なのか 僕の本質よ 風は強い
丘に立ち僕は未来を意図している

この物語は僕が描く

幻のような水平線から目を逸らし少女は言う
「そうよあなたが描いたのよ」

丘に放たれた群れから
無数の音階が鳴り響く
パンキッシュで歴史的な音楽たちが
向こう側へ突き抜けろと歌う

愚かな裏切りに泣いた青春の友が
向こう側へ突き抜けろと叫ぶ

丘から放たれた天使たちよ
黄金の剣とダイヤモンドの盾が僕の手にはある
この地でそれを振りかざすことはできない

青空の国を見せてくれないか
向こう側を見せてくれ

この物語は僕のものだ

幻のような水平線から目を逸らし少女は言う
「そうよ あなたが描くのよ」

丘から放たれた空の何処かで
た幾億の魂は不二の元で生まれるのだろう

その時まで空に愛を歌おう
重ねてきた痛みを癒して
空に愛を歌おう

世界中の悲しみよ空に愛を歌え



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